絵描きたい大人初心者が絵を学ぶには?あなたにあった絵画教室の選び方

はじめに

 絵を描きたいけれど描けないまま大人になった私は、絵画教室を探し始めました。いろんなタイプのものがありますし、実際に行ってみて初めて分かることもありました。そんな私の経験から、絵画教室に通うメリットや形態などまとめてみました。

 絵画教室ともいいかもしれないと思う方の参考になれば嬉しいです。各種教室の具体的な話はまた、別記事になりますので、楽しみにして下さい。

絵画教室のメリット


 絵を描いてみたいなら、思い切って絵画教室に入ってみるのも一つの手段です。実際に始めて思ったのは、初心者にとって必要なのは、絵の技術や講評のほかにも、道具の揃え方や手入れ・管理の仕方など準備段階から、多くあるということです。そもそも知らないことが多かったという印象です。

 そもそもそれ画材なの?って思うものが便利であったり、準備段階に問題があると、もう最後の最後までそれを引きずってしまったり。素敵な絵が完成したけど、額装の時にちょっと困ったり。

 また、絵が上手にならない!!っと思っていたのが、それは単に、道具の選び方や管理の仕方で、いきなり描きやすくなった!あれ、ちょっと良くなった?っと思えることもあります。何でもかんでも道具のせいにしてはいけないのですが、道具の選びやコンディションが良くなかったために、描いても描いてもなんか変?は、私も経験しています。

 そもそも美術系やデザイン系の専門教育を受けていなければ、その分野の常識が分かりません。さらに言えば、何が常識かさえも分かりません。知識としてわかっていれば、すぐに回避できるストレスもあります。余計なストレスや不安は抱えずに、描きたいですよね。なので、どうして?なぜ?をすぐに聞ける絵の専門家が身近にいるというのは初心者にとって、とても頼もしい気分になります。

絵画教室の形態


 私もいろんな絵画教室を調べたり、実際に通ったりしました。その経験から、絵画教室を選ぶにあたっては、、絵画教室の形態を知るといいです。オーソドックスなのがリアルの絵画教室です。カルチャースクールだったり、美術予備校が夜間や休日に趣味の大人向けに教室を開いているもの、また、個人の先生が地元の会館など借りて教室を行なっているものもあります。

 また、コロナ禍以降、オンラインの絵画教室も盛況です。私の所属するNAC(Next Art Collage)では、会員用HPにいろんなジャンルの先生方が、絵の描き方をレクチャーしている動画が多数、載っています。各先生に画像添付でメールで質問・講評をお願いすることができます。月1回の配信授業やオフ会など、オンラインサロン型の絵画教室となっています。また、個人でプロの画家さんが、日時を決めて、ズームを使って指導するという形態のも出てきており、リアルの絵画教室がオンラインになったというタイプのものもあります。

 オンラインとリアル教室の個別の特等は別の記事に描く予定です。ここでは、お月謝の問題に触れていきたいと思います。

支払いシステム

 

 オンライン教室や特に、大手のリアル教室だとサブスク制、すなわちお月謝のところが多いです。クレジットカードや銀行の引き落としを設定した場合、良くも悪くもなかなかやめられません。長期的に日時を拘束されるので、その辺り、定期的にずっと通い続けられるのか?生活面も考える必要があります。(これはオンラインだけど、リアル教室型のタイプにも同様のことが言えます。)

 また、リアル教室の場合は、長期的に通える日程があるのか?振替制はあるのか?あらかじめ調べるのもいいです。さらに、都度払いや回数券の様な支払いに対応している教室もありますので、通うハードルが低くなるかもしれません。

 一方、オンラインの場合は、場所も時間がも融通がきく一方で、絵を描く時間を自力で確保しいく積極性がないとお月謝がムダになりかねません。オンラインは時間の管理が甘くなりがちかな?と個人的にも思います。お月謝は、リアル教室よりも割安感がありますが、その分、画材の準備から時間の確保まで自分でしないといけないので、初心者だと難易度は高いかな?という印象はあります

 手軽に楽しみたい場合は、ワークショップのような単発タイプのものもあります。1回2時間前後で、1作品を仕上げる。というもので、アートイベントなどでは1回、数千円くらいで開催されるものがあります。また、個人の先生がご自宅などで、素敵な作品を仕上げるタイプものもあります。その場合、難易度が比較的高く、時間も長くなり、受講料も数万円になることもあります。ただその場合、テンプレート、復習動画、説明冊子などがお土産についてくるので、家で何回も練習できて、その分技術も上がるし楽しみも広がります。

 ワークショップは割高感はありますが、画材は全て準備されており、まるで3分クッキングのように次々と必要な画材が出てくるので、手ぶらで気軽に楽しめるのがいい点です。

先生選び


 私は主に、ネットで絵画教室などを探していたので、先生の情報は簡単な経歴と代表作品くらいしかありませんでした。(ただ、個人の先生方だと、HPやブログなどでお人柄がわかるような文章が読めることがあります。)
 
 基本的に、あまり先生方の経歴は重視していませんが、講師歴が長いといろんな経歴の生徒さんの様々な絵を見てきているので、指導の幅は広いのかな?とは思います。アカデミックに絵を学ぶのが目的でないなら、先生の作品で選ぶのがオススメです。こんな作品を描きたい、こんな色味が好き、こんな雰囲気が素敵、とにかく技術が素晴らしい、と感じる作品を描く先生に習えると、モチベーションも上がります。

 これは、課題であれ自由課題であれ、先生から直された時に、素直にけれ入れられるかどうか?にも繋がってくるで、大切な要素だと感じます。

  先生との性格的な相性も大切ですし、リアル教室の場合、指導上から物理的に先生との距離が近くなりがちです。あなたが女性なら特に、その辺りも気にならないかどうかも意外と重要な要素だと感じます。その辺り、誰も悪くないし、理屈はいりません。

 何はともあれ、リアル教室の場合は、教室の立地や環境そして雰囲気は実際に行ってみないと分かりません。興味のあるクラスで、体験レッスンがあるのなら、是非、一度行ってみて先生の雰囲気を含めて、実際に味わってくるのが一番です。
 
 体験レッスンは有料で、料金設定が割高に感じることがあるかと思いますが、画材は消耗品を含めて全て揃っており、場合よって席の準備も先生側がすでにしてくれています。そういった準備が込みでのお値段だと思うと、それはそれでいいかも!と思いませんか?

まとめ


 絵画教室にはいろんなタイプがあります。リアルで通う場合は、立地や時間など様々な制約がありますが、今はオンライン教室もあります。ライフスタイルに合わせた学びが可能な時代です。
 

 それでも、準備などのハードルが高い場合は、単発で楽しめるタイプのワークショップ形式のものもあります。絵を描きたい!と思うなら、ぜひ、描ける場所を探してみるのところから始めるのもいいと思います。

皆さんのお役に立てれば、嬉しいです♩

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です